多発性骨転移も根治の可能性あり

標準治療では匙を投げられる事もしばしば

例えば、肺ガン・乳ガン・前立腺ガンなどが発見された時、続く検査で多発性骨転移が見付かると「原発巣は手術可能だが、ガンが骨にまで広がっているので、手術の意味がありません」と、匙を投げられるのが普通です。まさに「ガン難民」です。

しかし、当クリニックの経験では多発性骨転移も根治の可能性があるのです。その方法は、まず骨転移の特効薬ゾメタの投与を開始します。ゾメタは骨以外のガンの抑制効果があり、免疫増強作用もあるので投与回数が多い方が良いので、3週間1回投与します。同時に専門医に依頼して、原発巣を手術か放射線で根治します。そして、温熱療法・転移予防薬・抗ガン漢方薬・免疫増強サプリなどを根気良く続けます。
その実例を紹介しましょう。

Sさん(男性)は61才の時、地元の大学病院で前立腺ガン多発性骨転移と診断され、「前立腺は手術可能だが、骨転移があるので、しても無意味。治療はホルモン療法しかなく、生存期間はあと1年の可能性」と言われました。
Sさんは何とか助かる方法は無いか探し求め、遠隔地の病院まで行って放射線療法を受け、当クリニックゾメタの投与、温熱療法も6年間続けました。

その結果,10年目を迎えた現在も元気で、画像診断で体内にガンが認められない状態です。このように、多発性骨転移でも手を尽くした治療をすれば、根治の可能性があるのです。


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