メニエールなどの眩暈症状はこれまで内耳の血流障害で起きるとされていました。ところが近年、清水俊彦先生(東京女子医大)の研究によって、帯状疱疹ウイルスの再活性化によって、内耳神経影響を受け発症する場合が、少なからぬ数あることが明らかとなっています。
この場合には、血液ウイルス抗体を検査し,異常が見られた場合抗ウイルス剤の投与で、眩暈が改善します。当クリニックでは、眩暈症状の方にはこの検査と必要な場合処方を行っています。(健保適用)
ウイルスが原因ではない眩暈には、通常の治療薬処方や眩暈の予防体操などの指導も行っています。