脳の器質的疾患(脳梗塞、脳腫瘍、外傷など)が原因でない頭痛は、主として「緊張型頭痛」と「片頭痛」の2種類です。
「緊張型」はストレス、疲労、肩こり等で起きることが多く、治療もその対策が必要です。
一方、「片頭痛」は体質的に脳内の血管が拡張して、血流が増え頭痛発作が起きるものです。この場合は、血管の拡張を予防する薬を継続するなどの治療が必要です。
鎮痛剤をのむ回数が多くなるとかえって頭痛の頻度が増える「薬物乱用性頭痛」に陥るので注意が必要です。片頭痛には「ミグシス」はじめ何種類かの予防薬があるので、それを毎日のんで予防し、鎮痛剤を必要最小限にすることが重要です。
片頭痛を起こし易くするので避けた方が良い食べ物や、予防になる食べ物もあります。
何れの型の場合も、簡単な「頭痛予防体操」を毎日実行すると効果的です。