アンスリウム

独特なエナメル質が印象的なアンスリウム｡艶やかな姿が人目を引きます｡
このレシピで作ると仏炎苞（赤いところ）は３ｃｍ×４ｃｍくらいです。
花言葉は「情熱（赤）」「熱心（白）」

材　　　　料

丸小ビーズ
�xオーロラ赤	TOHO　No.４０５	糸通しビーズ（１ｍで花が２本取れます）
�xオーロラ緑	TOHO　No.４０７	糸通しビーズ（写真作品で２．５ｍ程度）
スキ黄緑	TOHO　No.４	糸通しビーズ なければスキ黄のみでも可 スキ黄色とNo.１６１等の白系でも◎
スキ黄	TOHO　No.１２	バラビーズ（クィーンビーズで十分に足ります）
※肉穂花序をスキ黄色と白系で作る時は、スキ黄を白系と読み替え、スキ黄緑をスキ黄に読み替えてください
Wire
仏炎苞・葉	＃３０	シルバー
肉穂花序	＃３０	シルバー
Leacing	＃３４	ゴールドとシルバー（できれば赤と緑）
茎	＃２４	フローラテープを巻いておく
フローラテープ
緑	適宜
その他
手芸用ボンド	あるいは透明マニキュア
ハサミ
ペンチ　ｏｒ　ニッパー	ワイヤー切断のため

作　　り　　方

１−ａ、仏炎苞	Ｔｏｐワイヤー	１５ｃｍ
	Ｂｏｔｔｏｍワイヤー	３０ｃｍを輪
	終りのワイヤー	１５ｃｍ
	基本ビーズ	５
	Ｔｏｐ	ポイント
	Ｂｏｔｔｏｍ	ラウンド
	列数	１３列
	組数	２
１−ｂ、肉穂花序	始めのワイヤー	１０ｃｍ
	終りのワイヤー	１２ｃｍ
	基本ビーズ	黄緑１４粒・黄色８粒・黄緑１４粒 まず、これでシングルループ
	技法	３列クロス （３列目は黄緑１４粒・黄色４粒）
	組数	仏炎苞と同数

１−ａ「仏炎苞」を作る

• シルバーワイヤー＃３０に赤ビーズを通しておく。
• Ｔｏｐワイヤーに基本ビーズを５粒通す。
• ２列目を７粒で作り、Ｔｏｐをポイントにして３列目を１０粒で作る。
• ４列目・１３粒／５列目・１４粒
  ６列目・２０粒／７列目・２１粒
  ８列目・２４粒／９列目・２５粒
  １０列目・２９粒／１１列目・３０粒
  １２列目・３５粒／１３列目・３６粒と列を作る。
  この数は目安です。ビーズの大きさによって粒の数が前後すると思います。
• 列を増やす時に、４列目から少しづつ下膨れ（＾＾；）にしてハート型を意識しつつ作ると良いです。
• １３列できたら終わりワイヤーをＢｏｔｔｏｍワイヤーに１巻きして、Ｔｏｐワイヤーを基本ビーズに通してＴｏｐのポイントが崩れない程度に引き締め、１巻きした終わりワイヤーを基本ビーズ側にギュっと締め上げて下膨れを強調して型を作る。
• 下膨れハート風な形ができたら、ＢｏｔｔｏｍワイヤーにＴｏｐワイヤーもまとめて、終わりワイヤーを２巻きして１５ｃｍを測って切る。
• 仏炎苞をフォーミング（ワイヤーの曲げ加減で形を出す）したら、基本ビーズの上から２粒・３粒目の間からレーシングする。

１−ｂ「肉穂花序」を作る

• シルバーワイヤー＃３０に黄緑１４粒・黄色８粒・黄緑２８粒・黄色４粒の順でビーズを通しておく（全部黄色でも良いし、全部黄緑でも良いし、あるいは黄緑を白系に変えても良いです。お好みで）。
• 黄緑１４粒・黄色８粒・黄緑１４粒でシングルループを作る。
• 続いて次の黄緑１４粒・黄色４粒をたぐり３列クロスを作って、終わりワイヤーを測って切る。
• 切った終わりワイヤーを最初のシングルループの頂点に１巻きして、ビーズの中を通して引き出す。

２、　　葉		Ａ	Ｂ	Ｃ
	基本ビーズ	１１粒	１６粒	１７粒
	Ｔｏｐワイヤー	１３ｃｍ	１５ｃｍ	１５ｃｍ
	Ｂｏｔｔｏｍワイヤー	１２ｃｍを輪（共通）
	終りのワイヤー	８ｃｍ（共通）
	Ｔｏｐ	ポイント（共通）
	Ｂｏｔｔｏｍ	ラウンド（共通）
	列数	１１列	９列	９列
	組数	１枚	１枚	２枚

• ＃３０ワイヤーに緑ビーズを通し表のように基本ビーズをＴｏｐワイヤーに通す。
• 仏炎苞のようにＢｏｔｔｏｍ側を下膨れにして形を作る。（写真の作品は、仏炎苞よりかなり強烈に下膨れにしています）
• 終わりワイヤーをＢｏｔｔｏｍワイヤーに１巻きしたら、Ｔｏｐワイヤーを基本ビーズに通してＴｏｐのポイントが崩れない程度に引き出し、さらにＴｏｐワイヤーとＢｏｔｔｏｍワイヤーをまとめて終わりワイヤーで２巻きしたら、この終わりワイヤーを基本ビーズがわにギュッと引き上げて形を決める。
• レーシングします。
  表を見てあれ？と思われたかと思いますが、大きい方が列数が減っています。今回の作品は大きいほうが、ハートの耳状のところがかなり強く丸みを出していますのでこうなりました。
  レーシングの際に、基本ビーズの途中にレーシングワイヤーの中心を巻き止めたら、このレーシングワイヤーにビーズを通して足らない部分に列を増やしたりしています。
  この辺りは見た目でやっています。
  小と中は下膨れのところにレーシングしながら、両耳に向かって１列づつ増やしています。大は４列分増えています。
• 根元に、約１５ｃｍに切った＃２４ワイヤー３本を添えてフローラテープで巻き、透明マニキュアでコーティングする

組　み　立　て　る

１．花を作る

１−ａと１−ｂを組み合わせる

• １−ａの１０・１１列目に挟まれたＢｏｔｔｏｍワイヤーのねじりを、１−ｂの根元のワイヤー２本で挟み込むように組み合わせ、裏に出たワイヤーを軽くねじってまとめる。
• 茎になる＃２４ワイヤー（フローラテープを巻いたもの）を１８ｃｍ位にカットして１輪あたり３本を用意し、花の裏に出ているワイヤーに沿わせてフローラテープを巻き下ろして、透明マニキュアでコーティングする
  ＃１８を１本でも良いのですが、茎を曲げる時に＃１８だと硬さが気になりました。

３．鉢に飾る

• 油粘土をビニール袋やラップで包み、モスなどで化粧して、それぞれバランスを見ながら挿す。
• 今回は油粘土を直径３．５ｃｍ位のボール状にして、モスで包んでお団子状態にしたものに挿しました。
• 花や葉の位置や高さを決めたら、余分な茎を切り落としてモス団子に挿してください。