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生い立ち2

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いつもの様に実家の仕事をしている中・・・・そう真夏の暑い日でした。現場に出て仕事をしていました。今日も暑いなーと思いながら汗だくになりながら仕事をし昼食時間、母親が私に仕事の日当を払っていないのを気にしてか「少しだけだけど」と3千円を手渡そうとしましたが、気持ちだけで十分私はお金をもらおうとは思いませんでした。昼休憩も終わり仕事の再開。その何分か後有ってはならない事が、起きたのです。
「ギギッ・・ビッシ・・・」大きな機械音とともに破壊した機械の一部が、母親の頭へ直撃したのです。一瞬の出来事でした。何がなんだか私の頭の中は真っ白になりました。すぐさま母親の所へ駆け寄りました。頭からは血を流し息耐えようとしていました。心の中で「死ぬな・・・」と言う思いと「もう死んでしまったのか」二つの思いが交互に駆け巡りました。直ぐ救急車を呼び病院へ搬送しましたが、数時間後息を引き取りました。私はつらい気持ちを超えただ呆然としていました。葬式の日改めて今度は一気に悲しみが吹き上げてきました。いろんな事が頭の中を過ぎりました。涙が止まりませんでした。今でも事故の瞬間は忘れる事はありません。
母親が無くなり49日も経たないころ実家には、サラ金業者からの返済の催促の電話がかかっていました。親が死んでも借金の相続は子にも付いてくるし・・・いろいろな手段で私なりにも母親が無くなった後裁判をし解決しました。それから少し落ち着いた頃、私にも人生で初めての子を授かることとなりました。初めての子を授かった瞬間今以上に責任感がのしかかってきたと思います。この時私事に感じた事は、私がたどった様な思いはさせまいと自分に誓いました。夫婦喧嘩で子供に悲しい思いだけはさせまいと思いました。私が幼少時代は何が幸せと感じるかと言いますと、お金や物が有るよりも、親が仲良くしているのが一番の宝、幸せと感じたからです。一方私の仕事はと言いますと、上司にも恵まれていたせいか順調に進んだ様に感じます。自分の気持ちはとにかく学歴が無いので、他の社員には負けたくない・・・ただ一心で働きました。入社して数年後、役付者としての責任を任せられるまでになりました。しかし決して満足することなく、自問自答し仕事をしました。つくづく思うのですが、出世すればすればで責任も大きくのしかかってくるし、大変ですよね。まだまだ未熟物ですが、人生一生勉強ですよね。今現在、子供は3人いますが元気でやんちゃな子供にすくすく育っています。そう妻の存在を無視してはいけないですよね。やっぱり今の妻有っての私と心のなかで思っています。時に遊びに行って派目をはずし過ぎたときには、妻の顔を見るのが怖いですが・・・(^_^;)   最後に人間諦めずやればきっと自分の思いは叶うと思います。