シルクスクリーン印刷の工程 自作露光装置の紹介 自作印刷台の紹介 Tシャツくん

このT−シャツ台は某サイトの掲示板に掲載されていたものを忠実に再現して作りました。当時二度刷りによる版ずれが悩みだったので、このT−シャツ台を作ってから解消されました。考案者の方に感謝です。
用意するもの(数値単位は全てmmです。)
シナ共芯板(シナ合板)450X600X9 1枚 …A
シナ共芯板(シナ合板)450X600X6(Tシャツのサイズに合わせて) 1枚 …B
薄くて細長い板状のもの(120X450X3の合板)2枚 …C
重り2個(2kgのダンベル使ってます)
1.Aにスクリーン枠が丁度入るサイズをあらかじめ測っておいて、四角い穴をあけてもらう  この「サイズ」が一番重要なので縦横をきっちり測り、1mm程度余裕をもって穴をあけるのが良い(参考260X387程度)
2.BはTシャツの中に入れるので出し入れをスムーズにする為に角を取って貰う(R取り、参考2R)  Tシャツの肩の傾斜角度に合わせてカットして貰うとTシャツにフィットして首裏のプリントなどがやり易くなる(全角R取り)
3.BをTシャツの中に入れてプリント位置を決め、シワを軽くのばす
4.スクリーンをプリント時に浮かせる為にTシャツとスクリーン枠の間にCを置く  (Cは、スキージに平行になるスクリーン枠の対面の2辺の下に、スクリーンに直接当たらないように置く)
6.プリントする前にプリントする場所をアイロン掛けするかドライヤーをかけておく  (熱すると布地が縮むために仮乾燥後にズレてしまうので、あらかじめ熱して縮ませておく)
7.一刷り毎にスクリーンをAから外してドライヤーで仮乾燥、これを繰り返し、最後にアイロンで本乾燥
この方法でズレが完全に無くなりました。最も重要な行程は1と6です。 Aにはめ込んだスクリーン枠が完全に固定されなければなりません 材質は色々ありますが、Bに関してはシナ(共芯)合板がベストだと思います ラワン合板やサンカラーボード等では耐熱性が保証できませんが、シナだと問題無いようです。