シルクスクリーン印刷の工程 自作露光装置の紹介 自作印刷台の紹介 Tシャツくん

シルクスクリーン印刷の入門編として購入しました。 これまで全くシルクスクリーン初心者だったので、簡単と明記してあるとはいえ、当初はかなり悪戦苦闘しました。T−シャツをダンボール 一杯に自分の部屋着 にしてしまいました。(T_T)しかしながら、仕上がりはとてもいいし、気軽に出来るのでとても気に入っています。
スクリーンを貼ります
T-シャツくん専用のスクリーン(120メッシュ)をフレームに貼ります。四辺をネジで絞めて固定します。
スクリーン紙がしわにならないように均一に強く張ります。
補足:スクリーンの作業は外来光(日光)や水銀灯・ハロゲンランプなどのある場所で製版作業はしないでください。
露光
イラストの絵柄面にスプレーのりをふきつけ、少し時間をおいてスクリーンに貼ります。
スクリーンとイラスト画が密着するように しっかり押さえつけます。 スクリーン側を下にしてその上にスポンジをのせて、ふたを閉めます。ボタンを押すと露光をはじめます。 ランプが消えると露光完了です。
ブラッシング
ランプが消えたら、水につけたハケでスクリーンをブラッシングすると、絵柄部分の乳剤が水で流れて白く浮き出てきます。 絵柄が浮き出たら、ティッシュで水気をとり、自然乾燥もしくはドライヤーで乾かします。
セットアップ
T−シャツをT−シャツ台にセットします。板にスプレーのりを吹き付けてT−シャツを固定します。印刷面を決めて、 セットします。(詳細は自作印刷台項目3へ)
印刷
印刷位置が決めたら、絵柄の上にインクを盛ります。絵柄の幅より広くつけます。(気持多めの方がいいです。) 両手でスキージを65度傾けて、下に押し付けながらゆっくりと引きます。注):スキージを傾けすぎると、インクがつきません。 インクの硬さには十分注意してください。(専用バインダーで調整できます。)
仕上げ
刷り上がったら、そっとフレームを持ち上げて下さい。速やかにインクを水で洗い流します。あまり時間をおくとインクが スクリーンから落ちないことがあります。2度刷りする場合は、スクリーンを乾かして、再度同じ手順で作業をします。 インクが乾いたら、出来上がりです。