1429年(本州では室町時代)に、中山王・尚巴志(浦添城)が、北山王・攀安知(今帰仁城)と南山王・汪応祖(豊見城)をそれぞれ滅ぼして琉球の三山を平定したそうです。尚巴志は居城を首里城に移して大改修をすると、ここに琉球の統一王朝「琉球王国」が成立しました。戦国時代に琉球交易と製糖の利権独占を狙った島津義久の大軍が琉球を侵攻すると、琉球王・尚寧を拉致してしまったそうです。それ以来琉球国は薩摩の属国となりました。戦前は国宝に指定された多数の建物がありましたが、昭和20年5月の沖縄戦で、戦艦ニミッツによる艦砲撃によって27日に破壊されてしまったそうです。1989年(平成元年)に本格的な復元工事が開始され、2000年11月に座喜味城と共に世界文化遺産に指定されました。
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