室町時代に宇都宮豊房によって肱川の畔に築いたのがはじまりだそうです。戦国時代の宇都宮氏は、長曽我部氏に従ったり、河野氏に従ったりと揺れ動いたそうです。淡路洲本から脇坂安治が入ってくると、大洲城を大改修すると共に、四層四階の天守閣があがったそうです(藤堂高虎が築いたという説もある)。明治21年に取り壊された天守閣が、平成16年に古写真を基に木造で見事に復元されました。復元された天守閣内に残っている新しい大木の香りに浸りながら「新築されたお城って、こんな感じだったのかなぁ」と感動してしまいました。外に出たら急に空が暗くなっていて、向こうで雷がゴロゴロと鳴っていました。まだ宇和島城が残っていたので、レンタカーに向かって駆け下りました。
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