プルシャ


  (啓示は突然訪れる

  ルディ・ラッカーのSFを読んで

  blown mind, flashback

  色彩は自ら安立する)



  ラッカー・カラーに彩られた町

  人も 車も 街並も

  プラモデルの部品パーツのように光って

  僕はジオラマの中を歩いている



  小ぢんまりとした風景

  しかも あまりに生き生きとして

  僕の身体を通り抜けてゆくのは

  光景の裏に棲む実在



  はたまた この世界は僕の

  脳細胞の一つの中に在るのか

  雲の吹き払われた青空の向こうに

  世界を包むバブルの膜が見える



  ああ 死にそうなほど幸せだ



  世界は僕を映し

  僕は世界を映す

  僕こそが原人プルシャ 宇宙の鏡



  宇宙は宇宙の為に在る

  意味なぞ無い



  僕が真実だ


 体験を言葉にするのって難しいやね。


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