Outside of Cosmos
寝入り端に悪夢を見る
精神と肉体のずれ
アンバランスな疲労が
もう一つの秩序を
垣間見せる
過負荷の脳
過剰な神経パルスが
大脳皮質から全身を貫く
一瞬の痙攣
ラップ音やら騒霊現象やら
一番多く現れる時刻
驚き 目覚める僕は
宇宙を自身に見ていた気分に
思わず笑い出してしまうのだが
異界の眺望は わずかに
原色で咲き乱れる華々の印象
それしか残ってはおらず
今夜も扉が開く
宇宙の外側へ
もう一人の僕に逢いに行く
うっかり同じものを二回投稿したら、二回とも掲載されてしまったという曰く付きの作品(苦笑)