雑踏と星々
今日 僕は一つの天体 街を運行する 長い髪の帚星が行き過ぎる 半ズボンで駆け抜ける小惑星 重厚な赤色巨星に 群れ集いさざめく星団 老成のブラックホールを横目に 銀河の饗宴に紛れ込む 都市とは宇宙の異名か 辺りは冥い 冥い虚空の深淵
というような想い。