木の上の双眼鏡
双眼鏡を持って木に登ったら、どんな風景が見えるだろう。
木の上に家があったらどんなに楽しいだろう。
梢越しに見える景色、幹を叩くキツツキや木登りするリス、遠くからやって来る友達の姿。
この別荘は、子供たちがそんな発見をするための仕掛けです。
昼は大きな窓からの眺望が、夜はステージ上で笑顔を見せる子供たちが主役。
この建物は、子供たちに思い出をプレゼントしてくれる舞台なのです。

別荘の楽しさは、非日常を体験できる点にあります。
普通の生活では決して体験できないような空間を創りたいと考え、「木の上の双眼鏡」というコンセプトに辿り着きました。





イメージ:木の上の双眼鏡
外観は「双眼鏡」そのもののイメージ。
2階のLDKはツリーハウスのような浮遊感を持ち、大きな窓のフレーム一杯に雄大な自然が眺められます。


インテリアイメージ
天井も床も、大きな窓とその中の景色に向かって開いています。
またLDKを持ち上げたことで、隣家や道路から覗き見される心配を減らしました。
夜は一転、大窓の反対側にあるステージで子供たちが主役になって活躍できます。




平面案(一例です)


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