8月28日
先月が都合悪くて1回抜けたので、 2ヶ月ぶり(?)のおおもり定例ライヴ。

夏場のせいか(笑)集まりの悪いこと悪いこと 7時開始なのに、ポツラ〜ポツラ〜とやってきて 結局始まったのは8時。

いつもの顔 いつもの曲 いつもの新曲    まったりとした時間が過ぎる。

でもやっぱり新たな刺激も受ける。

今回はくどちゃん多忙につき欠席だったので、 バックアップ無しでがんばってみました。

数少ないレパートリーの中から、

ユーミンの「雨の街を」

某氏オリジナルの「天の糸(漢字 出ねーよ)」

今回新しくレパートリーに入れた「グッバイディ」(来生たかお)

不祥わたしくめのボーカルに青ちゃんがハモってくれました「雨」(森高千里)

そして最後はわたしたちのテーマソングともなっております 2人の合作「森の糧」でしめくくらせていただきました。

ひさびさのライヴなんで、いや〜な汗を(笑)かいてしまいましたが、ラストの「森の糧」でなんだかすごーく安心してしまった。

だってこれってわたしら唯一の合作だし、もう何回もやってるから。

一番やっていて安心する曲だし、大切な一曲。

で、「やっぱりもっと作ろう オリジナル」ってことで 合意に達したしだいです。

ライヴ仲間のエブリィ氏から、○山市のR喫茶店でも月1土曜にライヴ参加しないかとの ありがたいお誘いもちょうだいして、

今年後半も 音楽の波にまったりと浸かりたいなぁ〜

8月26日



「廃墟」という言葉を聞くと、背筋がぞくぞくする。

本屋で「廃墟」の写真集を見つけると買わずにはいられない。

閉園した遊園地 倒産した旅館 廃業した病院 住む人のいなくなった民家 工場跡地

そこにあるのは色あせた看板だったり 崩落した壁だったり 前に住んでいた人たちの残した家財道具だったり

するんだけど、そういう 過去には確かにそこに息づいていたであろう人々の痕跡が

年月がたっても風化しきれずに そこここにこびりついている。

そんなわけで、またまた買ってしまった 廃墟本 「廃墟街道」

今回は東京〜大阪間をライターの中田薫氏とカメラマンの中筋純氏が、ただただ行き当たりばったりで廃墟を

探しながら行く探訪記って感じの内容だ。

昨日 某大規模本屋で見つけて手に取った小林伸一郎氏の「廃墟漂流」って写真集は、もう廃墟本と呼ぶには

芸術の域に達してて、廃墟から立ち上るノスタルジーみたいなのが感じられて

へ〜やっぱり廃墟ってのはアートなんだな なんて思ったりですね〜〜〜したのです。

ちょっとお高かったので、買わずに立ち読みだけしてきたんだけど、

それに比べると「廃墟街道」や わたしがこれまでに読んだ「廃墟探訪」「廃墟の歩き方」といった廃墟本は

芸術性は薄いけど、ただ淡々と荒れゆく様を写す写真が、過去に息づいていた人々の残留思念を

そのまんま映し出しててわたしは好きだ。

特に 廃墟化して20年30年以上経過した物件なんかは、ほんと見ていてぞくぞくするくらいいい。

時々 ひっぱり出してきては、廃墟の写真を見る。

なんだか落ち着く。

なんでだか自分でもわからない。

写真から立ち上ってくる過去の息吹みたいなものが、視覚から吸収されていくような気がする。


8月25日

「すいきんちかもくどてんかいめい」 と言えば、子供の頃 誰しも呪文のように唱えた経験を持っていると思う。

このたび 我が冥王星さまが、太陽系惑星から除外されることになったそーで

9個の惑星の中で 地球をのぞいては土星の次に 好きな惑星だったのにな〜

なにが好きだって、「冥王」ってのがかっこいいじゃないの。 冥界の王よ。

冥王星が惑星じゃなくなったら、 「美少女戦士セーラームーン」に出てくる セーラープルート(冥王せつな)の立場はどうなるの。

わたしはなんてったってセーラームーンのキャラではセーラープルートが好きでした。

他のキャピキャピギャルと違って、プルートは時空の門をたったひとりで守ってる時空の番人なの。

孤高の戦士なのよ。まぁそれはいいとして(;^_^

別に冥王星そのものが無くなっちゃったわけじゃないから騒ぐほどのことじゃないんだけど、

すいきんちかもくどてんかいめい に慣れ親しんでしまったわたしは、ちと寂しい。

8月21日

先日 息子がやらなくなったゲームソフトを売りたいと言うので某マニアックなカードやフィギュア等売ってる店に行った。

古本コーナーで超なつかしいマンガ本見つけたので買ってしまった!!

梅図かずおの「ミイラ先生」と「黒いねこ面」そして「まだらの恐怖」



昭和40年代に少女時代を過ごした人は、おおむね読んだ記憶があるのではないだろうか。梅図かずおの恐怖マンガ。

そーよ、梅図かずおってまことちゃんで「グァシっ」とかやる前は「りぼん」とか少女雑誌で恐怖マンガ書いてたのよ。

「りぼん」には毎月 ふろくの別冊マンガがついてきて、「へび少女」とか「紅ぐも少女」

「生き人形」とか読んだなぁ・・・・

「ミイラ先生」は、ほーーんとに怖くて、修道女の葉山先生に化けたミイラが、ラストでヒロインの美少女を追いかけてくるんだけど、

高圧電線に触れちゃってじょじょに崩れていくのね。それでも少女を追いかけてくるの、

あれは夜 思い出すと眠れなくなるほど怖かった。

それから記憶に残ってるのは「夜がこわい」

両親に溺愛されていた娘が病気で亡くなってしまうんだけどいまわのきわに「決して養女はもらわないで」って言い残して死ぬ。

でも数年後 さみしさに耐えかねて両親は養女をもらうのね。すると夜な夜な娘の亡霊があらわれて養女を苦しめるの。

両親はいろいろ手をつくして、亡き娘の怨念から養女を守ろうとするんだけど、

「けど だめでした」←この台詞だけ妙に鮮明に覚えてる。結局養女は娘の呪いで死んでしまうの。

これは後にラフカディオ・ハーンの「怪談」を元に書かれていることがわかった。

ハーンの原作では、亡くなった妻と「決して後妻はもらわないで」という約束をしたのに後妻をもらった夫。

夜な夜な死んだ前妻が後妻の元にあらわれて・・・・って話だ。

「夜がこわい」は 怖かった。ミイラが追いかけてくるより、へび女が襲ってくるよりずっとずっと怖かった。

怪物でも妖怪でもなく、人間の怨念とか嫉妬心とか呪いが一番怖い。その当時は幼くてわからなかったけど

あの時の恐怖はまさにそれなのだ。

「夜がこわい」をぜひもう一度読んでみたい。でも、あの本はどうやら 雑誌のふろくのまま単行本にも収録されてなさそうだ。

ネットで調べてみると、これは1967年4月に「なかよし」の附録だったらしい。

持ってたと思うんだけど、たぶん捨てちゃったんでしょうね。

わたしのホラー好きは きっとこの頃につちかわれたものなんだろうな。

8月20日



「古代エジプト展」を見に、美術館へ。

古代エジプトに興味のある娘の連れてってコールに お答えしてみました。

息子は「エジプト展?行く行くっ、なんかグッズとか売ってるかな。」

エジプト展はこの前あなたを連れて行った「よみがえる大恐竜博」みたいなのとは違います。(笑)

「ががーーっって動くでかいスフィンクスとかあるかな」

そんなのはないと思う(爆)

館内にはドイツ・ヒルデスハイム博物館所蔵の古代エジプトの遺跡から出土したレリーフとか

立像とか埋蔵品なんかが展示されてて、なんかすごいものなんだとは思うんだけど わたしにはよくわかりません。

娘は「なんだか思ってたのと違う」とつぶやく。

エジプト人のかっこした等身大の人形とかがあっちでレリーフ彫ったり、こっちで食事作ったりしてるんだと思ったそーで(;^_^

そんな、あーた。。。民芸館じゃないんだから・・・

息子は「なんか石ばっかし・・・つまんねー」とか言うし。

でも希望通り グッズコーナーってのがちゃんと用意してあって、棺のミニチュア ミイラ入りとか売ってた。

棺の蓋をパカッとあけると、中に ミョーにリアルな ミイラが入ってるの。息子は「埋蔵品発掘キット」とかいうのを買って

いま、必死で発掘してます。

固いねんどでできたレンガ大のものに なにか埋まってて、それを専用のヘラとハケ使って掘り出すんだって。

いったいなにが埋まってるのか。。。

少年のミイラも展示してあった、推定年齢5〜6才の 男の子のミイラが、薄暗い部屋の中に安置してあった。

ミイラにされたってことは、高貴な身分だったんだろうか。病死なのか事故死だったのか、今なら幼稚園年長さんくらいの

小さい男の子。亡くなった時 肉親たちは断腸の思いで息子と別れをかわしたんだと思う。

再びこの世に魂が舞い戻ってくることを信じて ミイラにしたんだろう。

巻き付けられた布からのぞいたうつろな眼窩は 「みんなは、どこ?お母さんは?お父さんは?」って言ってるように見えた。

こんな形で数千年の後 この世に甦る運命だとは思ってもいなかったろうに。

8月16日

高校野球 日大山形vs今治西

職場のほとんどの人が「今治が勝つだろうな〜」って予想の中で、わたしは とにかく勝って欲しい!と願い続けた。

いつもはつけないラジオを付ける。

時間差で手の空いた人から昼食をとる。外回りの人たちがお昼の休憩にはいった頃に延長戦のせめぎあいが始まった。

みんな家で野球観戦してるせいか、ぱたっと お客の足が途絶える。

13回の裏 日大の攻撃。 あと一点!あと一点とればサヨナラだ!

ふと振り向くと、窓口要員以外だーれもいなくなってる(爆) ボスを始め主任Aも そこにいた人たち

休憩室にテレビ見に行っちゃってんの(;^_^

そして念願の山形県3回戦突破 ベスト8進出     すごいな〜すごいよ 君たち!

逆転され、2点先行されちゃって もう誰もが「もうダメだ・・・」って思った。

それでも日大ナインはあきらめなかった。 ぐいぐいと食らいついていく。

昔 東北なんて弱いってバカにされてた。 北の強さを全国に見せてやるんだぁ〜 そんな思いで応援していた。

野球留学とか言って、レギュラーのほとんどが 他県の生徒なんて学校もある中で 今回の日大ナインはほとんどが県内の

生徒たちだって いうじゃない? 応援のしがいがあるってもんだ。

「やればできる!」とボス
「最後まであきらめない!」とわたしが続けると   「そう!そのとーり!」

試合が終わった後もずっと、彼らのがんばりを たたえ合ったでありました。


勝利の女神が微笑むって、よくいうけど なんだか本当にそういう目に見えないものが 存在するような気がする。


8月15日

6月と12月に 正職員のボーナス支給日に合わせて わたしらにもボーナスもどきが支給される。

ボーナスなんて言うのも恥ずかしいほどの「謝礼」なんだけど 勤務期間が3年目になるともらえるってことで

わたしも去年からいただけるようになっていた。

ところが、今年の支給時期になってもうんともすんとも ない。聞くと他の非常勤の人たちにはもうとっくに 支給になっているという。

わたしとほとんど同じ日数働いているTさんも とっくにもらったって話。 みんなもらってるのに、なんでわたしだけ???

どーも納得がいかない。 主任Bに聞くも、「僕は担当じゃないんでわからないです〜」

そこで今日、休暇あげの主任Aに聞いてみた。

「えっ、去年はもらってたんでしたっけ?じゃーなんで 今年はでないんだろう。」

主任Aはさっそく給与担当のほうに電話した。

結局 半年間でボーナス支給のために必要な勤務日数ってのがあって、わたしの場合3日足りなかったんですって。( ´_ゝ`)

「すみません!わたしが悪いんです、事前にわかっていれば なんとか調整できたのに。。。」と 平謝る主任A。

「いや、主任Aが謝ることはなにもないです。もらえなかったことをとやかく言ってるわけじゃなくて、どうして今年は

対象外なのか納得できる理由をおうかがいしたかっただけですから。」

それでもなんとな〜く気持ちがおさまらない あたくし。

「でもアレですよね〜3日足りなかったったって自分で好きで 3日休んだわけじゃないし、そっちの都合でいいように

使っておいて、『3日足りないんでボーナス出ません』って シビアですよね。正職員と非常勤の格差はあって当然

だとは思ってますけど、同じ非常勤で同じ仕事してても 差別されるわけですから、やってらんないな。」

言ったってどーしようもないことだし、誰を 責めてるわけでもないし、それを承知でこんなハンパな 仕事してるわけなんで、

別に腹もたたないけどさ。

わたしがたかだか1万2万 もらえよーがもらえまいが どーでもいいことなんでしょうけど。。。

(みんなにはたかだか でも、わたしには貴重な臨時収入)

でも、もらえなかったことよりも、そういう対象にも ならない仕事しかしてないのか?あたしはっ

って思ったらちょっと情けないかなぁ。。。

精一杯やってるつもりなんですけどねぇ

企業ってそういうもんなんでしょうね。 どっかでスパッと切らなきゃ けじめがつかなくなるんだろね。





8月15日
昭和33年のテレビドラマ フランキー堺主演

平凡な気のいい床屋の亭主が、招集され戦地で上官の命令で捕虜を刺殺してしまう。

戦後東京裁判にかけられ死刑を言い渡される。 絞首台の階段を一歩一歩上りながら、彼は自分の思いを淡々とつぶやいていく。


「もし生まれ変わるなら、わたしは貝になりたい。貝になって海の底にいたら戦争もない、兵隊にとられることもない、

貝になって 海の底深く 固く固く口を閉ざしたままで 眠り続けていたい。」

昭和33年はまだ産まれる前だったから、もちろん リアルタイムでは見ていない。

高校くらいになってからの再放送で見たんだと思う。

戦争さえなかったら、どこにでもいる善良な 理髪店の主人として、妻と子とささやかだけど 幸せな人生を送ったはずの男。

誰をも裏切らず、だますこともなく、いつわることもなく、 ただただ善良に生きてきた男が B級戦犯として裁かれ 処刑台に登る。

戦争を呪い 人間の弱さを呪った言葉が 「わたしは貝になりたい」

今日は終戦記念日です。


8月12日
夏休みも半ばを過ぎました。

高校生の娘に関しては自己責任だからまずいいとして問題は息子のおさらい帳。

親が全部答え合わせから丸付けまでして夏休み明けに 学校に持たせてやらねばならぬ。

国語社会あたりはまあいいとして 算数ももはや小3の段階でわたしの理解不能な範疇になってるんで

小6なんてとてもとても。。。そこで、今回は丸付けを娘に頼んだ。

ここで息子の「おさらい帳爆笑回答遍」

社会 日本の歴史

一枚のさる有名な京都のお寺の写真が載ってて、 問題「この建物の名前を書きましょう」

息子の答え「おてら」

銀閣寺だっつーの(;^_^A


国語 敬語

次の言葉をていねい語で書き直しましょう

問題 それはわたしのペンだ

息子の答え「それはわたしのペンですよ」

ですよって・・・・

3年生の時の理科の観察で、植えた植物の観察日記に 「なんかはえてました」って書いたやつだからなぁ( ┰_┰)

あの頃からちっとも変わってない。

社会はほとんど間違って書いてるのにもかかわらず 「1549年にキリスト教を日本に伝えた

右の図の宣教師はだれですか?」って問題だけ しっかり「フランシスコ・ザビエル」と 書いてある。

なぜ!なぜにザビエルだけ知っているんだ!?

しかも載っていたザビエルの顔にはヒゲが 頭にはごていねいに う○こが書き込んである( ̄Д ̄;;

この罰当たりが!!(爆)

夏休み中に終わるのかな〜おさらい帳。。。。トホホ。。。

8月11日
朝、あわただしい出勤前の時間帯ではあるんだけど、いつも時計かわりにつけてる「ズームインスーパー」に
「雅姫」が取り上げられてた。

「雅姫」ってこんな人

カリスマモデルでデザイナー
っていうか40代主婦のカリスマが黒田千永子なら 雅姫は30代主婦のカリスマといえるでしょうね。

20代30代の主婦から絶大な支持を得て、彼女のプロデュースする雑貨や洋服 インテリアは

「雅姫」流ライフスタイルにあこがれる主婦たちのあこがれと人気のまとらしい。

実際 ピックアップされてた籐製のショッピングバックとか、ゆったりと着こなせるチュニックとか

シンプルだけどかわいらしさのあるクロスとか、「あ〜これステキかも♪」と思うアイテムがたくさん。

いや〜わたしもあこがれるなー、真っ白いお皿にベーコンエッグ こんがり焼けたトーストと熱いコーヒー

あふれる太陽の日差しに洗い立てのテーブルクロス。

かすかにレモンバーベナの香るカーテンに髪の毛一本落ちてないふかふかのジュウタンとソファ。

窓辺には磨き上げられたおしゃれなガラスの器に、摘み立てのマーガレット。

ほんと、あこがれちゃう できないけど(笑)

こういう人の本とか買ってきて、いつかきっと そのうちきっと こんなライフスタイルやってみたい と

想像するのが好きだ。あくまでも想像だけだが・・・・

ただ、雅姫さんにインタビューしてきた女子アナが、スタジオでインタビュー風景見たあとに言ったひと言に

「ん?」と疑問を感じた。

「ごらんになっていただくとわかると思うんですけど、雅姫さんってほんとに『自然体』なんですよ!」

自然体・・・・・・今のインタビューだけみて、雅姫さんって人のどこがどれだけ自然体だったかなんて、

鈍いわたしにはまったくわからなかった。

ってゆーか、自然体って なに?

よくなにかっていうと自然体自然体って、手あかのつくほど使われてる言葉だけど、じゃ実際 自然体ってなによ

って聞かれたら、小学生にもわかるように答えられます?

自然体をgoo辞書で調べて見た

(1)柔道で、自然なままで立った基本的な姿勢。
(2)身構えたり、先入観をもったりしないあるがままの態度。

雅姫さんって柔道家だったのね!  そんなわきゃなくて・・・・

きっと女子アナは「雅姫さんって身構えたり先入観をもたないであるがままに生きてる人なのね」って

ほめ言葉として『自然体』を使ったんだとは思う。

あのインタビューでは、詳しくは覚えてないけど、雅姫さんがどっかの国に行って見つけた籐のかごが

とってもステキなんです、でも一個10万以上するんです。」とかいう話を、にこりともせず話していたように

思ったんだけど、その様子から彼女が自然体で生きてるようには感じ取れなかった。

いや、でもほんとは自然体なのかもしれないよ?

でも、身構えもせず 先入観ももたずにあるがままを生きる なんて、そうやすやすとはできないと思うのね。

ましてや魑魅魍魎の跋扈する芸能界で生きてて、そこでライフスタイルを売りにビジネスしてる人が

本当の意味の『自然体』で生きていられるとはどうしても思えない。

ものごころついて幼稚園なり学校なり 集団で生活することを強いられると、だんだん あるがままに生きることが

難しくなってくる。

必要にせまられて 相手に迎合したり、服従したり 我慢したり 時には自分を殺して生きていく。

社会にでたらなおさらだ。

自然体で生きるなんて 普通に生活してたら無理。

だからこそ、自然体って言葉に過剰に反応して 過剰にあこがれるんだろうな、人って。

あるがままに生きることが大切なら むしろ自分の中にある嫉妬心や怒り 絶望 種々雑多な自己の

醜いものすべてを否定することなく、心の内に押し込めずにじゃんじゃん表に出せば こりゃ究極の

自然体だと思うんだが。。。

そんなね〜みんな日々 いろんなことに遭遇するし、それがすべていいことだけじゃないし

嫌なことも理不尽な怒りも抱えて生きてるわけ〜

簡単に「自然体なんですよ!」なんて言わないで欲しいものだわ。




8月9日

昨日から今日にかけて、那須高原&日光 一泊骨休めリフレッシュ小旅行に行ってきた。

宿泊先は那須高原 ホテルサンバレー那須の「フォレスト・ヴィラ」 リゾートホテルって感じかな。



ここにはいままで2回 泊まったことがあるんだけど、44種類のお風呂と和・洋・中華の豪華バイキングが売りの

リゾートホテルで、最近は22種類の屋外スパ「アクアヴィーナス」が新設。




実は今回の旅行はある意味リベンジ旅行でもあるのです。

なぜなら、初めてここを訪れた時 わたしのお腹には下の息子が宿ってて、しかもあとひと月もすれば

産まれるっていう臨月お腹爆発寸前状態だったのね。

「妊婦は入浴をさけてください」って貼り紙をうらめしくながめながら、当時幼稚園だった娘に付き添って

入りもしない44種類のお風呂をまわったのであります。トホホ。。。

2回目は息子が1才。

もーーーちょろちょろちょろちょろ 目が離せない。でこぼこで足場の悪いお風呂内で、転んで頭でも打ったら

大変ってんで、おちおちお風呂も堪能できないまま過ごしてしまった。

「くそぉぉ、いつか! いつかきっと大人だけでここに来て、ゆっくりと美味しいバイキングあ〜んどお風呂を
堪能するぞ!!

那須には車で約3時間。思ったより近いじゃないの。

夕食のバイキングをめいっぱい食べるには少し早めにランチをとろうってことで、

ガイドブックに載っていた和食レストランで「にじますのバターソテーセット」を食べる。

日光の老舗ホテル「金谷ホテル」ではにじますのソテーが超有名。

これ 食べてみたかったんだよね〜 金谷ホテルのにじますのソテーは、なんだかバカ高くてとても庶民の

わたしの口には入りそうにないので、那須の「にじます」でがまん。



これがかなりうまい!!

少しガーリックをきかせたバターの香ばしい匂いが食欲をそそります。

これなら家でもできそうかも・・・・・


ランチ後 いつかは行きたいと思っていた「那須の殺生石」を見に行く。



昔 わたなべまさこの漫画で九尾のきつねの化身「玉藻の前」を主人公にした悲恋物「青い狐火」を

何百回も読んで愛読してたわたしは、一生のうち一度でいいから「殺生石」をこの目で見たいと思っていたのだ。

その昔、中国やインドで美女に化けて悪行の限りをつくしていた九尾のきつね。

800年ほど前に日本にやってきて、美しき玉藻の前に化け日本を滅ぼそうと画策するも、陰陽師阿倍泰成に

その正体を見破られてしまい、那須ヶ原に逃げてきたところを退治された。

九尾のきつねは死してのちも毒石となって人畜に害をなしたという。

その妖狐の化身した毒石はこれだっ!!!



と、思ったらこれは立て看板のうしろにたまたまあった普通の石で。。。。



本物はどれだ!?  こうして見ると全部が殺生石に見えるではないか。。。

あとは


「ダイアナガーデン エンジェル美術館」に行きまして、ここでいきなり職場から携帯に電話。

「次の勤務表についてなんですが・・・あれ?ちょっと、今どこにいるんですか?」という主任Bに

「あは、那須高原(笑)」

「あ゛ーーっ、いいなぁ・・・おみやげ買ってきてね!」

美術館はアンティークな天使の置物とか、ペペジュモーのビスクドールとか、アンティークな美術品が

あっちゃにもこっちゃにも。アンティーク好きには見逃せないスポットですね。


わたしは年代物のビスクドールよりも、美術館の裏手にひっそりとたたずむ こんな風景のほうに心を奪われました。







う〜ん♪「赤毛のアン」が「腹心の友」ダイアナと手に手を取って友情の誓いをした場所って、こんなかな。

あ、だからダイアナガーデンっていうの?そーなの?

そんなこんなで「サンバレー那須」の「フォレストヴィラ」にチェックイン。

22種類の屋外スパ&内湯で遊んだあと、大好きなバイキング♪

もー大好きなのね、バイキング。だって好きなもの好きなだけ食べられるんだもん。



飲み物は「3種類の効き焼酎セット」ってやつ頼んでほとんどわたしが飲みました(笑)

わるい?わるい?わるいー?

今回気に入った料理は「馬刺し」  と、イベリコ豚のバルサミコソースかけ  かな。

夕食後は44種類の温泉。ぜーーんぶ入ってきた。「ハーブ風呂」と「酒風呂」ってのがよかったな。

前回「牛乳風呂」ってのがあったんだけど、人気がなかったのかどうか無くなってたのが残念。

翌日は日光まで足を伸ばす。台風の影響からか9時頃から雨が降り出して、傘をさしての東照宮参拝。

中学の時修学旅行で東照宮を訪れた時、その絢爛豪華な木造彫刻に心を奪われて、できればもう1回

見たいなと思っていた。




「なかよし3人組」も健在でした。(笑)



ぞーさんもあいかわらずです。

ついでに(ついでかよっ) 娘の合格祈願も含めて たった15円で「家内安全」から「学業成就」から

盛りだくさんにお願いしてきたわたしは欲張りでしょうか。

華厳の滝も見に行く予定だったけど、自縛霊がうつるとまずいんで(ウソ)  雨が降りしきってるので

そのまま帰路についた。

いや〜やっぱりいいねぇ サンバレー那須。従業員の人たちは若いのに微笑みをたやさず 気持ちよく接してくれるし

料理は美味しい。温泉もいい、お部屋もきれい。

ひとつ難を言えば、そなえつけのゆかたのかわりに「作務衣」みたいなのが置いてあって、夏場のくそ暑いときに

作務衣は着たくないよ〜 でもしかたないから着ようとしたら、でかくて わたしが着ると「殿中松の廊下」に

なっちゃってどうもうまくいかない。代えて貰うにも夜11時過ぎてたんで、やめた。

作務衣なんかじゃなくて、やっぱり温泉といえばゆかた でしょ〜

と、いうことで、命の洗濯&除菌一泊小旅行は あ!っていうまに過ぎ去ってしまった。

やっと道がわかったんで、今度はわたしが運転して親と子供たちを連れて行こうと「予定」してる。(あくまでも予定)


8月7日
今朝 テレビに亀田のオヤジが出てた。

「これが俺らのスタイルなんや」を連発して 主張を通す そういうスタイルは嫌いだけど

「息子にもっと口の利き方を教えなさい」と諭すやくみつるが おまぬけに見えてしまうほどの強いポリシーに

感服つかまつった。

「世の中すべての人が『いい人』じゃなきゃダメだなんてことないやろ」

「若いうちはやんちゃやったらええねん。人さまに迷惑かけなかったら、少々の悪さはやってみたらええねん」

極論だけど、でもそれって そうかも。

「いいたいやつには言わせといたらええねん。俺らは俺こうやって生きてきたんやから、これ以外のスタイルは
でけへんねん」

そーだろなー亀田オヤジ。

世論は好き勝手なこというものと相場が決まってる。 いちいち世論気にしてたら 生きていけない。

俺は俺 言いたいやつは言え  その通りだわ♪ わたしもそー思うぞ@亀田オヤジ

だからっていって、アノ手の男は好きじゃない もしつきあったらつかれるタイプ?(笑)


でもさ、精一杯世論を相手に回して 極論ぶっとばして、でもそれもこれも 息子を守ってるんだよね。

どなりちらしながら、数少ないボキャブラリーを必死に使って、評論家たちを向こうにまわして

きっとこの人ってそういうの 世の中で一番苦手なんだと思う。冷静に 理路整然と自分の気持ちを

人に理解させるなんて得意じゃないんだろな。

ああやって 一生懸命虚勢はって、息子守ってるんだと思ったら、あのオヤジさんは好きじゃないけど、

「がんばれ!」って言いたくなった。

そーいわれてみれば、まだ19だもんね。亀田

格闘家とかチャンプとかいっても、親にとっては いつまでも「子供」なんだ。


8月6日



「奇談」   この手のゲテモノ映画って、かなり好きだったりする(笑)

大学院で民俗学を研究する里美は、子供の頃親戚の家で過ごした時、7才の少年と共に神隠しにあい

自分一人だけ助かったという経験を持っていた。
自分たちの身にいったいなにが起こったのか、しかし里美には神隠し前後の記憶がまったくない。

その失われた記憶を探すべく、神隠し事件のおきた隠れキリシタンの里「渡戸村」を訪ねた里美の前に

あらわれたのは、村に伝わる「世界開始の科の教え」を調べる学者稗田礼二郎だった。

神「でうす」がこの世を創造した時、エデンの園に「あだん」と「じゅすへる」というふたりの人間をお作りになった。

「決して食してはならぬ」という「でうす」の戒めを破り、「知恵の木の実」を食した「あだん」は妻「えわ」と

下界に追放され、「生命の木の実」を食した「じゅすへる」は永遠に死することなく、その子孫たちは

「でうす」によって「いんへるの」に堕とされ永劫の苦しみを味わう。

戸隠村からさらに奥の、隔絶された村「ハナレ」は 生命の木の実を食べたとされる「じゅすへる」の子孫。

知恵の木の実を食さなかったじゅすへるの子孫たちは7才の知能しか持ぬまま永遠の時を生きる。

地上が不死身の民であふれることを恐れた神は、ある時期が来ると彼らを「いんへるの」に引き入れた。

知恵のない じゅすへるの子らは 永劫の地獄でただひたすらいつ来るとも知れぬ救い主「きりんと」の

救済を待っている。

テーマそのものは興味深い。

あまりにも壮大で深遠なテーマであるがために映像化不可能とされていた諸星大二郎の漫画を

映像化に成功  したのかどうかはわからないけど、

なんだか登場人物たちの台詞まわしが、意図的なのかどうか知らないけど ものすごくわざとらしい。

いかにもいかにも おどろおどろしい台詞まわしがどーにも鼻につく。

「ハナレ」の古老たちが語る「世界開始の科の教え」も、なに言ってんのか聞き取れない。

あれが物語の糸口なわけで、聞き取れないんじゃ話にならないじゃない?

昔から、7才の子供が突然神隠しになって姿を消す の意味も、よくわからないまま終わっちゃったし、

「ハナレ」の若者「じゅた」は 聖書でいうところの キリストの12人の弟子でキリストを裏切った「ユダ」と

かけてるらしくて、結局最後はひとりだけ昇天できずに取り残されるんだけど

『じゅた  つまり「ユダ」の役割をはたす彼がなにを裏切り ひとり現世に取り残されたかという疑問も

なにひとつ解明されないまま・・・』  なんて、そんなぁ〜解明して終わってくれよぉ。。。。

で、やっぱりこれって漫画だから説得力があった話なんだと思う。

だって読み手は漫画にリアリティーは求めていないわけで、映像化しちゃって生身の人間が

登場しちゃうと、やっぱりそこに突っ込み入れたくなるのが人情ってもんじゃありません?


里美役の藤澤恵麻が なんだかとっても演技が学芸会で(笑)

とても大学院で考古学勉強してるような才媛には見えないな。

え・・・・・ 「いんへるの」って、あんな穴っぽこ?

命の木の実を食べたじゅすへるの子孫たちが、東北弁しゃべってんの?

「みんなぁーーおらとーーぱらいそ いぐべーー」  とかってな(笑)

キャストに「白木みのる」の名前を発見

え〜白木みのるって・・・・まだご存命でしたのね(;^_^A

わたしが子供の頃 白木みのるのことは自分と同じ子供だと信じて疑いませんでした。

「ヨハネ」の役で 「じゅすさまぁ〜〜」とたったひと言。

あの甲高い声はまさしく白木みのる♪

やっぱりあの役は白木みのる以外は考えられません!

なんだかんだ突っ込み入れながら見るのが、ゲテモノ映画の醍醐味(笑)

そしてなんてったって、クライマックスに登場する あの ワラワラワラ・・・・

うう・・・言えねー言えねー とても言えねー

気色悪いです、かなり。





8月5日
ジャズピアノのレッスンに通い始めて半年。

今やってるのは「Softly, As in a Morning Sunrise」 日本語タイトル「朝日のごとくさわやかに」(このタイトルもなんだかなぁ〜(笑))

聴けば誰でも あーあーあーってわかる曲だ。

昨日はとりあえずその仕上げってことで、ひとりずつ演奏してみる。

(グループレッスンを2人で受けてるもので)

アドリブ部分 「よし、こう弾こう」って段取り考えて練習してのぞむも、撃沈( ´_ゝ`)

やっぱりアドリブはあくまでもアドリブで、練習してってそのとおり弾こうとしても無理があるのね〜

実はアドリブは苦手です。だからといって譜面通りに弾けるかっていうとこれまた それもできないから困ったものです。

いまさらながら、わたしってピアノを感覚で弾いてたんだなと実感(笑)

ジャズレッスンはアドリブを訓練するのが目的。

クラッシックと違ってジャズの場合はほとんどがなんでもあり。音なんて少々はずしてもそれがスタイルになったりするわけで

そういうとこが好きなのね(笑)

レッスン中 めちゃくちゃ音まちがって弾いてしまって「うう・・・先生 音はずしまくりです。。。」って言うと

「え、今の間違ってたんですか?そーいうアドリブなんだと思って聴いてましたぁー(笑)」と笑われることもよくある。

「いいんです、『あれ 思ったとこと違う音弾いちゃった』と思っても、それがすごく雰囲気あるフレーズになってることも

あるんですから。ジャズはそれでいいんですよ。」と先生。

わたしが子供の頃習ってた先生はクラッシック以外は音楽としてみとめないってポリシーの怖い先生で

とにかく譜面と違う音なんて弾こうものなら、手は叩かれる足は蹴飛ばされる(笑)

間違うことが罪悪だと思いこんで大人になってしまった弊害は、

「ピアノが好きなのに弾くのが怖い」 って形であらわれてきたように思う。


そんなおりもおり、「mixi」でピアノのコミュニティーがあったんで、のぞいて見たら ちょうど「ピアノ弾きに絶対音感は必要か」って

スレッドがたってたんでつらつらと読んでみる。

まあほとんどの人が「必要」ってことだったんだけど。

こんなサイトもあって、

http://valse.lolipop.jp/mr-bear-crash/music/onnkann.html

これで試しに「絶対音感テスト」と「相対音感テスト」ってのやってみたら、どっちも80だった(爆)

いや〜つくづくわたしは音感が悪い。

『ちなみに絶対音感は3〜7歳の時に習得しやすく 、年をとると習得できないスキル」だそーで

つーことはもう絶対音感に関しては 手遅れってことね。(;^_^A

でも、そろそろ絶対音感の呪縛から解き放たれなきゃ とも思う。

ピアノのコミュニティでは「絶対音感のない人の演奏は 人に聴かせる価値はない」って言い切ってた人もいたけど

それはそれ、あたしプロじゃないしぃ〜人様に聴かせるなんておこがましい「聴いていただく」だもん(笑)

最終的には自分が楽しけりゃそれでいい だもん♪

そんなわけで、先生いわく

「いつかはドラムとベースの教室にいる人ひっぱってきて、ジャズトリオやれることを目標にがんばりましょう!」

うはは(;^_^A  そうね、夢はでっかく 理想は高く ね。




8月3日
昨日の亀田判定にはびっくりしてしまいました。

だって「まっさかここで亀田の判定勝ちなんてわざとらしい結果にはならないよね」って思いながら見てたら

本当に判定勝ちになってんの(;^_^

どう見ても亀田が形勢不利だったと思うのはわたしがシロウトだからでしょうか?

わたしは亀田が嫌い。生意気だからとかそういう問題じゃなくて 生理的に嫌いなのね。

若い奴は生意気なくらいがちょうどいいと、わたしは思う。

ましてや格闘技なんてのは、負けん気強くて少々乱暴者で、きかん気が顔や態度に表れていてもいい。

それくらいじゃないと勝負なんて勝てやしない。

でも、亀田の場合 生理的に嫌だ。対戦相手を見下げるような発言や態度が不愉快だ。

だから負ければいいと思ってた。(笑)

負けてほえづらかいて 悔し涙流して「くそぉ  この次は勝ったるわい!!」とか叫んだら、ちょっとは好きになって

あげてもよかった(好きになってくれなくてもいい?そーですか、そーですよね)

最初から筋書きできてたんじゃないのぉ?なんて思ってしまう。

「アノ 亀田三兄弟の長男が、19才で世界を制覇し、念願の世界チャンピオンベルトを敬愛する父親の腰に巻く」の図

嗚呼!なんて美しい父子愛 それでなくても親子の縁が薄くなってる世の中に、光明をともすような美談が先に

できあがってたんじゃないの?だからあそこは亀田に勝ってもらわなきゃ困る人がきっと大勢いたのよ、そーに違いないわ。

と、ひねくれた見方してしまうな。

結局勝てば結果オーライなのかとも思う。

でも、あんな勝ち方じゃー彼自身納得しないでしょ?しないよね?え?納得してるの? 納得しないよねぇ〜フツー

亀田が本当に強いボクサーなのかどうかは、わたしはわからない。

強いんだよって言われたら、ああそうですか、強いんでしょうね って答えるしかない。

今後の彼に期待 ですね。

そこでみずしらずのオバサンから亀田にエールを送りたいと思います。

あんな中途半端な勝ち方二度とすなっ ボケ〜クォルァ!!

浪速の闘犬はってるんなら、KO勝ちせんかいっ!ガキが〜

そしたら少しは見直してやらぁ。