お江戸オフ エピソードU「わたしはダリでしょう」

1時にお江戸到着。病的な方向音痴のわたしのためにいつもひと肌脱いでくれるキャレラさんが

今回も出動してくれた。

合流後「ダリ回顧展」の開催されている上野の森美術館へ。





なんだかちょっと見 見せ物小屋かサーカスを思い起こさせる外観。

わたしがサルバドール・ダリを知ったのは中学生の頃。美術で抽象画の勉強をした時、先生が見せてくれた

ダリの絵に心うばわれた。放課後図書室でダリの画集をひっぱりだしては、シュールレアリズムな世界に

どっぷりと浸っていた。

木の枝にひっかけられたぐにゃぐにゃの時計が象徴的な「記憶の固執」とか、「焼いたベーコンのある自画像」とか

はっきりいって、なにがなんだかちっともわからない。

その なにがなんだかわからないところが、好き(笑)


中に入ると 平日の日中なのにものすごい人。特に有名な絵画の前は人だかりでとてもゆっくり鑑賞できる

余裕がない。ほんとうはもっと静かで人気のない空間で、ゆっくりと見て回りたかったな。

見たかった「記憶の固執」ではなく、「記憶の固執の崩壊」が展示されていたり、

一番見たかった「目覚めの一瞬前に柘榴の周りを蜜蜂が飛びまわったことによって引き起こされた夢」

が展示されてなかったり。ちょっとがったりしたけど、本物のダリが見れてよかった。

なんだかわからないのに、圧倒的なパワーで見る者をからめとって自分の世界に引きずり込む。

そんなダリの狂気にも似た生命力の放出みたいなものが、心をわしっと掴む。

熱気ムンムンの美術館を出るともうあたりはもう夜のとばりに包まれて。

キャレラさんからは スターウォーズにはまっている息子へのおみやげに、箱にぎっしり詰まった

ボトルキャップをいただきました☆

「僕の大切な宝物にする」と申しておりました。感謝!!



オフ会までの時間をわたしのために作ってくれて、心から感謝♪