君は知っているだろうか 人間が どんなにいいかげんなものか 君をアスファルトに叩きつけて 気づきもせずに行ってしまう 君は少しも悪くない 人間ってそういうものなんだ かわいそうな映画を見て 泣いた帰り道 小さな命を踏みつけて そのまま行ってしまうような・・・・・ 君の体は おびただしい数の輪に轢かれ ぼろぼろだね だれひとり君の死を気にもとめないけど わたしが覚えているから どうかそのまま 魂だけは安らかに眠って欲しい そしてどうしても悔しいときは くだらない人間たちを呪って さまよいでればいい |